終わることない夢

夢見ましょう 素敵なこと

2時27分の奇跡

ジュ★ガクJOURNAL SixTONES Part2

「先輩のバックにつきたい」と言っていた夢を、先日のミュージックステーションで嵐のバックについて、ひとつ叶えた彼らが、今や代名詞とも呼べる武器になりつつあるバスケパフォーマンスについて、それが生まれたきっかけや熱い思いを語る。

ジュニア祭りを終えて、次への課題は?

森本「勝負強さというか、締めるときは締めたい。最初はうまくいくのにバスケパフォーマンスが締まらないのが悔しい。」
京本「あの技をおれたちは"奇跡"って呼んでるんですよ。」
松村「おれらにとってそれくらい難易度が高い技なんです。」
髙地「実はリハでも1〜2回しか成功してなくって。」
田中「でも"奇跡"を信じて毎回本番に挑んでいたんだよね。」

東西楽のきょもの挨拶「人柄や可能性もパフォーマンスで見せていこうと思います」を思い出した。見せたいのは完成された技じゃなく、挑戦の姿勢や過程、奇跡が見られるかもしれない可能性なのかな〜って。

せっかくいろんなことに挑戦できる立場なのだから、たくさんチャレンジして、成長していく姿を見せる。
奇跡が叶う瞬間じゃなくても、叶えようとする情熱には心揺さぶられるよね。

松村「みんなで意見を出し合ってやってみたらできらから、「今の奇跡じゃない?」って、自分たちでも技が決まったのが奇跡だって思っているんです。」
森本「それが2時27分に決まったから、"2時27分の奇跡"って呼んでる(笑)」

なんだか、男の稽古場!という感じだな〜。熱い魂がぶつかり合うような奇跡の瞬間がなんとなく想像できちゃうの、愛しくってたまらない!かわいいよ〜。

田中「東西の時は$10の曲の構成からバスケの練習を含めて2日間くらいは練習したんじゃない?」
京本「与えられた時間内では相当やったね。」
森本「それがさいたまスーパーアリーナでは5〜10分練習しただけで。」
髙地「曲に合わせてできるかな、ってくらいの練習でした。」
松村「でも、練習できなかったからって、失敗した言い訳にはならないんだけど。」

今までも振り入れは30分とか、1ヶ月で三味線をマスターしたりだとか、ジャニーズのタレントがいかに短い時間で様々なもの習得するのかみたいなエピソードはたくさん耳にしているけれど、この類の話は何度聞いても、その対応力、集中力、ポテンシャルに、新鮮に驚く。幅広くやるからこそ、ひとつひとつのことに懸けられる時間は多くなくて、でもそれはできないことの言い訳にはならない。ジャニーズのそういうところがすきだなあ、と思う。とんでもない人たちだよ、本当に。

ジェシー「バスケの技は自分たちで作っています。」
髙地「技を教えてくれる人がいないんです。慎太郎が動画サイトでできそうな技を見つけてきて。」
森本「それをジェシーに見せて相談する。動画を見ながら、この技を誰がやって‥と作っていくんです。」
田中「あまりに難しい技はおれたちができるようにアレンジしたり。」
森本「この技をつなげたら、こんな感じに見せられるかなとか。」

練習時間もままならなくて、作るのも自分たちで、負担が大きそうだけど、それでもバスケをやるという意思。こだわりを持って新しい道を開拓してる姿はかっこいいね。

田中「バスケが苦手だと思われてるきょもだって、本当はすごくうまいんだよ!」
松村「他の人はできる気になってるから技に走っちゃうけど、ひとりだけめっちゃ基礎ができてるの。」
京本「今後も無茶はせず、基礎をしっかり磨いていこうと思います!」

京本くんの考え方がとてもすきだな。歌にしてもダンスにしても、きちんと練習を積んでることは見てる人にはわかるもんね。ミュージカルで認められたりしてるのもこういう姿勢があるからなんだろうな。

今後のバスケパフォーマンスについて

田中「ライブでバスケをやるのって本当に気持ちがいいんです。」
森本「ダンクが決まった時、会場のお客さんがものすごく喜んでくれるから。」
髙地「一体感が生まれるんだよね。」
ジェシー「ミスったらミスったであぁ‥ってなるんだけど(笑)」
田中「ボールが入ることって当たり前じゃないんですよ。本当に難しいから。」
松村「会場の反応をリアルに感じることができるってうれしいよね。」

複数ある公演のうち、1回しか入れない人もいるんだから、毎回同じレベルのパフォーマンスを見せるべきだと言う人も、練習でも失敗続きで成功の可能性が極めて低い技を披露することに否定的な人もいると思う。その意見は尤もだし、もちろんミスひとつない完璧なパフォーマンスが求められるときもあると思う。それも美学。
でも、わたしはその日のその状況でしか生まれないもの、いろんな条件が合わさって、そのときにしか起こり得ない化学反応を見れること、それが生で会いに行く醍醐味のひとつだと思っていて。失敗しようが成功しようが、意気込みや、奇跡に懸ける情熱みたいなもの、そういう生でしか感じ取れないものもまたいいものだと思うのです。

京本「もう飽きたってファンの人もいるとは思うんだけど。」
ジェシー「だから飽きられないように、より新しくて高度なパフォーマンスを見せていかなきゃいけないと思う。」

飽きたとか少しでも思ってごめん!貪欲なファンでごめん!でもそれ以上に貪欲でいてくれてありがとう!という気持ち。

京本「いつか武道館や東京ドームとかでもやらせていただきたいですね!」
田中「さらに技を極めていったら、2020年のオリンピックのOPをやってるんじゃないかな?って(笑)」
ジェシー「みんなで密かに大きな野望を抱いてます!」

わくわくさせてくれるな〜。2020たのしみにしていようっと。ビッグマウスだいすき、大きな野望はどんどん口にしてほしい。可能性は無限だから、いくらでもわくわくしたい。


この誌面でも、ドル誌でも、北斗くんが「親がSixTONESのファンです。」って言っているのが、うれしくて仕方ない。

一番身近な人に、自身だけでなくグループまるごと愛してもらっているのは、きっと北斗くんがSixTONESで充実した活動ができていて、SixTONESにいるときが輝いているからこそ、息子のグループへの愛を感じ取っているからこそだと思う。
それに、そのことをちゃんと言葉にして伝えてくれる誠実な北斗くんがだいすきだなあ。ご両親の大きな愛と、SixTONESへの愛とで、胸がいっぱい。北斗くんはたくさんの愛情を注がれて育って来て、そのぶんたくさんの愛情を周りの人にも注いできて、愛で溢れたあったかい人なんだろうな〜と思う。しあわせだね☺️