終わることない夢

夢見ましょう 素敵なこと

君と僕のフューチャー

SixTONESオリジナル曲の人称について考えてみました。

全然有岡くん関係なくてごめんなさい!

このブログを書こうと思ったきっかけは、〜君たちが〜KING'S TREASURE SixTONES 単独公演。1ヶ月が経とうとしてる今でも、鮮明に思い出せる、あの日のドキドキ。

モニターに現れる日本語の文字と、ジェシーによる英語のナレーションから始まる、光と音と、影の物語。

彼らは影に囚われ、光と音を奪われた

影は彼らが二度と立ち上がることのないよう鎖で縛り付けた

しかし影は大切なことを忘れていた

彼らSixTONESであるということ


鎖に繋がれたSixTONESの登場。ほどくときの横顔、たまらなかったなあ。

鎖を引き千切り外の世界を飛び出した彼ら


自分たちの魅力を見せつけるような楽曲のオンパレード。1秒も余すことなくたのしませてやるぞ!って気合いがすごかった👏

影として登場した黒ーンズちゃん。お茶目な一面もかわいかった。緩急のさじ加減が絶妙。「新世界の神となる〜」からのきょもきょもきょもせのくだりとか、今思い出しても声出して笑える。

まだ油断するな

影はいつでも足元に潜み

彼らを狙っている


からのドンエバー!北斗くんの回し蹴りー!影パリーン!打ち勝ったったぜ!!!

圧巻のKAT-TUN曲メドレー、まるで打ち上げ花火のような、勢いと華やかさと、儚さと、そのあとの静けさ。満足な気持ちと、終わってしまう寂しさが混じり合った挨拶。

挨拶のあと、どうぞ、というように手をあげて、ステージが暗くなって、衣装の白い羽根とばってんが、ほわんとその空間に浮かぶの、とってもきれいだった。じーっと画面を見上げながら歩く、その後ろ姿に、もう数え切れないほど、すきだなあ、と思って。

彼らは影を倒し、光と音を取り戻した

これからも影に狂わされる時があるだろう(BE CRAZY)

そんな時こそ前だけを見つめて進みなさい

この星のHIKARIは輝き照らし続ける

たとえ嵐の中でさえも(IN THE STORM)

私はいつでも彼らを信じている

なぜなら、あなたたちは‥‥‥








Amazing!!!!!!



この演出に、震えるほど感動した。

言葉で表せられないいろんな感情で、ごっちゃごちゃになって、それでも、何度も繰り返し見て聴いた、あの曲が流れると、頭が空っぽになって、一緒に拳を握ってて、あっという間に時間は過ぎて、気付いたら、SixTONES天才だね、演出すっごくよかったよね、なんて満面の笑みで夜の六本木を歩いていた、8月最初の夜。

SixTONESってほんとAmazing!!!!!!だよね〜!だなんて、もう何万回も言われてるようなことを嬉しそうに口にしたりして。




でも、次の日の朝の公演に入って、気付いたこと。

Amazing!!!!!!なのは、「あなたたち」だということ。

初日は、何の疑いもなく、AmazingなのはSixTONESだと思った。

だけど、それまでの演出の中では、SixTONESは常に「彼ら」と呼ばれていて。


2公演目にして、あれっ、と思った。


「あなたたち」って誰‥‥?


ああ、なんてこと。



Amazingって言われてたのは、もしかして、わたしたちだったの?

雷が落ちたような衝撃だった。

これって、「おれらAmazingっしょ?」ってメッセージじゃなかった。

闇に狂わされようと、嵐の中にいようと、この先に進む道が、光り輝いているのは、Amazingな「あなたたち」がいるから、っていうSixTONESからの感謝のメッセージだったんじゃないかな、って。

以前の雑誌でも、なかなか伝える場がないけど、いつも感謝の気持ちを持っている、と言ってた。それを、今、こうして、こういう場で、直接届けてくれたんだ、って、なんともいえない幸福感で心があったかくなった。

 

この演出を見たあと、「彼ら」「あなたたち」って誰なんだろう、って考えるようになって、そこから、今までちゃんと意識してこなかったけど、SixTONESオリ曲の「僕」「君」って誰のことだろう?ってことを考えて、このブログを書くに至ったわけです。え〜と、やけにポエミーな前置きが長くなりましたが、SixTONES曲に出てくる人称について、曲を紹介しながらうだうだと書いてみます!ということです!お手柔らかに!どうぞよろしくお願いします!

BE CRAZY

一人称
We
二人称
You


「Are you Crazy?」「諦めず Want you 立ち向かえ Want you」
「We just movin'on」「We just keep goin'」

ビークレの一人称はずっと「We」、つまり、ひとりじゃない。危ない道を選んで、諦めず、立ち向かえるのは、決してひとりじゃない、みんなで、前だけを見つめて、突き進む‥横一列スクラムを組む振り付けにも、「We」=「ひとりじゃない、みんなで力を合わせる」って意思を感じます。

ここでの「We」は、ひたすらに進む、進み続ける、の主語で、きっとSixTONES自身のこと。じゃあ「Want you」と求められてる「you」って何だろう?

これは勝手な解釈だけれど「高みを目指して」「夢見た未来を叶えるために」にあるように、「進んだ先の高い目標、夢」を掴むことを「you」と表現してるのかなあ、と。「you」=高み、夢見た未来を「want」して、諦めず、立ち向かえ、というサビ。そうすると、「運命を懸け 心燃やして」「ぶつかったっていいそれでいい」「後ろを絶対振り向かないで前だけを見つめて行く」と、がむしゃらに突き進む、とてもとても強い決意が込もった歌なんだなあ、と改めて気付かされました。



この星のHIKARI

一人称
二人称


「君の手を取り このままどこか遠くまで」「もう僕のそばにいたらいい」「僕は空を見上げている」「この星に溢れてる光集めて 君を照らしていくforever」「瞳の奥にまだ僕はいない」「誰かが君の前に現れてしまうまでに」「その全て僕の手で守り続けていくからね」「君が教えてくれた」

究極の片思いソング。「うつむくその横顔」から「目を逸らす」、きっと今は隣にいて、このまま「僕のそばにいたらいい」のに‥でも「そんな一言伝えられな」くて、「僕は空を見上げてる」‥‥交差しない2人の目線が切ない。隣にいても、君は横を向いているから、「瞳の奥にまだ僕はいな」くて、「二人でいると時間はこんなに早いスピードで駆けて」いってしまう、このままだと、いつか「誰かが君の前に現れてしまう」かもしれない、でもそんなのいやだ!もう「時が止まれば」いいのに!って。今、隣にいる事実に満ち溢れた気持ちと、焦り、もどかしさが混じって、すっごくキュンキュンする!「君を照ら」すのは「forever」だし、「守り続け」るからね、って、「僕」の気持ちは永遠だよ、ってメッセージもまっすぐで、さらに胸キュン。

「僕」が、恋する「君」への、あまりにも純粋で健気な気持ちを歌った曲だけれど、都合のいいおたくだから、勝手にアイドルとファンに置き換えてしまう。‥‥んだけど!この曲って、おたくの数だけ解釈があるんじゃないかな?ってくらい、いろんなパターンが考えられる気がする。

最近は、演出で「この星に溢れてる光集めて 君を照らしていくforever」のパートをお客さんが歌うことがあるけれど、こちらにマイクを向けながら、明るいライトの中にいるSixTONESを見て、これからも永遠に、この光の中にいてほしい、彼らの未来を照らすことができたらいいのに、って気持ちを込めて熱唱してる(笑)いつか、何か今とは違う目指すものが現れるまで、みんなのアイドルでいてくれるまで、「守り続けて」いけたらいいな、って思ってるし、「時が止まればと初めて感じた」のを教えてくれた「君」は間違いなくSixTONESのことだよ。このパートを歌ってる北樹を見て「ほんっっっと!止まって!時!」っていつも思うもん。樹の「時が止まったらいいのにねえ」はほんとに心鷲掴みにされたよね。

でもね、「この星に溢れてる光集めて 君を照らしていくforever」「その全て僕の手で守り続けていくからね」はSixTONESからのメッセージのような気もするんですよね。アイドルって、非日常なキラキラを与えてくれる存在。たくさんのキラキラを集めて、君の人生が少しでも明るくなりますよう、そのキラキラを守り続けるからね、って曲のようにも思います。

じゃ「瞳の奥にまだ僕はいない」とか、解釈しにくいところはあるし、どうしたって結局は二人の恋の歌なんですけども!!!この曲を聴いた人の数だけ、物語があるのかなあ、と思います。でも、「二人(SixTONESとファン)でいると時間はこんなに」〜「時が止まればと」感じるくらい、ステージと客席でたのしい時間を過ごしていたいね。



IN THE STROM

一人称
me, I, 俺, 僕ら
二人称
you, 君


「Trust me」「I'll Break & Kick the door」「Take you heaven」「俺を信じて」「君は見える」「I hold you I kiss you」「Be with you, you know?」「君を連れ去っても」「Show me」「君を見失うことはない」「僕らこれから紡ぐ Story」「君のクチビルに誓うよ Promise」「I'll save you」「Trust me, I trust you」

荒れ狂う嵐の中の、愛の逃避行です。

勝手にだけど、逃げてるときに嵐が来た!というよりは、あえて嵐の中を突き破って逃げる!みたいな感じかな、と思ってます。守るから、信じて、手を離さないで、という、「俺」と「君」の間に、お姫様とナイトのような関係性を感じます。スト担って全然お姫様感ないけど!(ごめんなさい)

ここで、「俺」=SixTONES、「君」=ファン、だとしたら、ちょっと切ないな〜って思うのが、「この手離すなよ」と「君を見失うことはない」のところ。「手を離すなよ」に呼応するなら、「君を離さない」とかでもいいと思うんだけど、あくまで「見失うことはない」なんだよね。「信じて」「離すなよ」とは言うものの、手を離す離さないの選択は全て「君」に委ねられてて、もし、仮に「君」が手を離したとしても、こちらが掴んで絶対に離さないような無理強いはしない、みたいな。それでも、見失うことはない、守るよ。‥‥っていうのは深読みしすぎかな?ところどころ、「俺」から「君」への気持ちが一方的な箇所を感じて、「俺」=SixTONES、「君」=ファン、だとしても、その逆でも、ちょっと寂しいな〜、なんて思ったり。



Amazing!!!!!!

一人称
俺, 俺ら
二人称
you, お前ら


「チェックしとけ 俺の全て」「俺らの原石(stones)」「Hey you! Regret させないぜ」「お前らは守るから」「行くぜ 俺らは rock rock rockin' yeah yeah」「お前ら絶対裏切らないから」「俺らまだ原石さ」「響いてるだろう俺らの音色」


Amazingでは「俺ら」「お前ら」。今までずっと「君」だなんてよそよそしかったのに、急に「お前」呼びで距離縮められちゃ、ドキがムネムネしちゃいますぅ〜。二人称が初めて明確に複数形になった曲。

Amazingに関しては、いろんな方がブログ書いてたり、twitterで呟いたりされてるので、検索すればたくさん出てくると思いますが、ほとんど共通するのは「SixTONESからファンに向けた」曲である、という解釈。「俺ら」=SixTONES、「お前ら」=ファン。この曲が、多くの方に、明確にそう印象付けられるのには、歌詞の内容はもちろん、この「お前ら」呼びも一役買っているんじゃないかな、と。複数形だから、特定の誰かに向けてじゃなくて、ある集団に向けたものだ、っていうのがわかりやすいのもあるし、SixTONESに、「君たち!」って言われても、「君たち?(笑)」って感じだけど、「お前ら!」って煽られたら、「は〜い!」ってなっちゃうでしょ?(笑)あ、わたしたちのことだ、って思うもん(笑)




ここから人称全く関係なくなるけど、歌詞を見ていて気付いたこと。

ここまでのオリジナル曲の4分の3が、守ってくれてます。Sixめっちゃ守ってくれるTONES。

そして、共通してるのが第三者に邪魔をされてるっぽいこと(笑)「誰かが君の前に現れてしまう」「奴らが気づいたようだ 今逃げ出そう」「四面楚歌」って、なぜか自ら敵を作っているSixTONES‥‥なんか笑えない‥‥

さらに、「この星に溢れてる光集めて」「たとえば光を奪われても君は見える」「固い意志 光る石」「輝き放つ 俺らの原石」と、「光」を感じさせるフレーズがある。この「光」はそれぞれ違う曲で使われてるけど、言ってることは同じなんじゃないかな?と思う。「希望」とか「未来」みたいな意味の「光」のような気がする。

この3つから考えると、SixTONESの一貫したメッセージが、SixTONES自身が「光」であり、「光」をファンに与えること、そして光があれば、必然的に影もできる。影に邪魔されることがあっても、守るから、信じてついて来て、ということかな?



あ!!!単独のコンセプトっぽい!!!(今気付く人)


ビークレは旗揚げの歌として、残り3曲とは少し毛色が違うのかな?と思ったけれど、作詞家さんも作曲家さんもバラバラなのに、芯となる部分がずっと同じような曲をいただいてるの、SixTONESのイメージとか、グループとしての在り方とか、そういうのを大人の方々もちゃんと考えてくれてるからなのかなあ、と、いろいろ考えてしまったり。



〜番外編〜

あれ?オリ曲いくつか忘れてない?って思った?

SixTONESの完全なオリ曲ではなく、東西SHOW合戦で、関ジュと一緒に作ってもらった曲だから、どうしようっかな〜と思っていたのですが、担タレなのでさも自分たちの曲かのようにこちらの2曲も紹介してみます。(便宜上、SixTONES+関ジュのことを、SixTONESと表記します‥)

SHOW&SHOW

一人称
俺たち
二人称
-


「世界変えるのは俺たちなのさ」

なんと、サビの1回きり、「俺たち」しか存在しない曲。

この曲の特徴は、「Be fight!」「摑み取れ No.1」「駆け上がれ No.1」「前に前に進め」と、印象的なパートは必ずといっていいほど命令形なところ。

「No.1まで駆け上がろう」、一緒に「摑み取ろう」って、提案するような、SixTONESからファンに向けて、の曲じゃなく、「摑み取れ」「駆け上がれ」と、命じてる。だから、これはSixTONESからSixTONESに向けた曲なんじゃないのかな?と。

No.1取るぞ!と宣言するというよりも、SixTONESSixTONES自身に歌い聞かせているような気がします。とくに、「世界変えるのはおれたち」って言い切っちゃうところ、噛みしめるように「おれたちなのさ」をじっくり言い聞かすように、反芻するところ、一歩ずつ、前に進む自分たちの勢いをつけるため、この道で正しいんだという自信を持つために、自らを鼓舞してるような気がします。(よければ以前のブログも参照してください)

それから、この曲には「あなた」や「君」は出てこないけど、「戦うたびにみんな強くなってく」「眩しい空を感じる仲間たち」と、東西SHOW合戦を一緒に乗り切った関ジュとSixTONESがちゃんといることを感じられるフレーズがあるので、寂しくならなくてすきです。

Brave Soul

一人称
we, オレ, 己
二人称
オマエ


「Where do we go?」「オマエには負けない オレが取るテッペン」
「オマエに勝つ前に己自身に勝て」

だだんだんだだんだんっだだんだんだだんだんっ!!!ブレブソウルめっちゃたのしいですよね!!!(突然)

めちゃくちゃ喧嘩売ってる曲!「オマエには負けない オレが取るテッペン」とか吹っ掛けておきながら、「オマエに勝つ前に己自身に勝て」って、まあオマエは眼中にないけどな!!!みたいな?!震える〜。

これは前曲と同じで、「オレ」はSixTONESですよね。「オマエ」は他のグループかもしれないし、他の事務所のことかもしれない。でも、「オマエ」に勝つ以前に「己自身」に勝つこと‥‥ん?!これって「影」では?!自分たちの影をパリーンってしてたのは、「己自身に勝つ」ってことだったのかな?!

今さらにもほどがあるけど、東西でもらった2曲は「合戦」らしく「勝負」「No.1」ってちゃんと戦ってる曲だということに気付きました‥!

おわり

ふ〜!書き切った!2週間前くらいからぽつぽつ書き出して、やっと終わりました!

なんだか推理小説を読んでいるように、曲中の単語同士がするすると繋がって、単独公演の演出に辿り着いて、ひとり勝手に感動したのでブログにしてみました。たぶんほとんどの方がすでに気付いていらっしゃるような事実にやっと気付いて、これは‥!と思ったのですが、うまく伝えられている気はしません!

それにしてもスト単独ほんと最高だったな〜!この文章を考えた北斗くん天才だなー!書き直したいって言ってたから、次回はこれを超えるものができそうだと期待してます😊